冠動脈疾患と無症候性心筋虚血

冠動脈疾患とは、心臓を養う血管である冠動脈が、動脈硬化により血管の内腔が狭くなったり、プラークという動脈硬化の強い部分が閉塞して、養われている心筋細胞が血流不足になる病気です。心筋細胞は血流が遮断されて血液が完全に30分間来なくなると、心筋細胞は壊死に陥ります。冠動脈疾患としては、狭心症、心筋梗塞となりますが、狭心症の症状を訴えない、無症候性心筋虚血という、病気もあります。本来狭心症ですが、症状を訴えない患者さんです。糖尿病患者さん、高齢者の方に、そのような病気の方が多くなる傾向にあります。また、特殊ですが、心臓移植された方も冠動脈に有意な狭窄があっても症状は訴えられません。

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