不安定狭心症

不安定狭心症とは、急性心筋梗塞になりやすい狭心症のことです。肝機能障害、腎機能障害は血液検査で診断することができます。急性心筋梗塞も血液検査のトロポニンの上昇で診断することができます。しかし、残念ながら不安定狭心症の診断は、血液検査ではなく、患者さんからの症状を聞くことにより診断されます。安定狭心症と違い、痛みが強くなる、発作の回数が増える、少しの動作や安静状態でも発作が起こるといった、痛みや圧迫感のパターンが変化します。そのことから判断するのですが、そうと言われても、診断するのは、なかかむつかしいものです。しかし、私は不安礼狭心症の診断をして、結果的に間違っても仕方がないと思っています。逆に不安定狭心症と診断できなくて、急性心筋梗塞になってしまうと大変です。

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